被害者は20代の女性。被害弁償しようにも、相手にしてくれない。裁判が始まり、ようやく被害者の父親と会うことができ、自宅を訪問したが、父親は、ねそべって応対。
部屋の隅を指さし「おい、弁護士、そこに座れ!!」
被害者の父親の無念さもわかるので、我慢して指示通りにした。最初は、やたら高圧的だったが、話しているうちに、次第にうちとけてくれて、最後は、意気投合し、示談ができ、嘆願書も書いてくれました。
通常、強姦では被害弁償しても実刑といわれますが、このときは、執行猶予をつけてくれました。
刑事弁護は、人と人とのつながりだなぁと思いました。
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恐喝罪で無罪(財産犯 無罪) |
友人と深夜酒を飲んで歩いていたところ、友人が、道路工事の人たちと喧嘩を始めた。被告人も、喧嘩に加勢し、相手を小突いたり、威嚇したりした。
警官が来て逮捕されたが、実は、友人は、因縁をつけて道路工事の人からお金をとろうとしていたようで、罪名は恐喝。
被告人は、単なる喧嘩だと思っていたので、びっくり。
しかし、警察も検察も、「知らないはずがない」として、強引に恐喝を認める供述調書を作成させられてしまった。
裁判が始まり、供述調書を不同意にして、被害者や共犯者を尋問。裁判は時間がかかったけれど、最終的には恐喝は無罪でした。ただ、別件で有罪になりました。 |
中学生と性行為した家庭教師が警察への告訴を回避。(性犯罪・不起訴)
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被疑者は50代の男性で、主に家庭教師で生活している方。
被害者は、かっての教え子の女子中学生。家庭教師の期間は終了したが、その後もメールなどで交流があった。ある日、冗談半分に援助交際を申し込んだところ、その女子中学生が、応じてきたため、性的な行為に及んでしまった。
これが両親に知れるところとなり、両親が激怒。依頼を受けて直ちに弁護活動開始。最終的には、被疑者が弁償する一方、両親も、いくつかの条件を被疑者が了解することで、警察には告訴しないことで示談が成立しました。被害者のご両親自身に、お嬢様の将来を考えた提言をすることで、納得してくれたようです。
刑事事件は、弁護人が、被害者の心情にいかに訴えることができるかにかかっていることを痛感した事件です。 |
合法ハーブで不起訴(薬物 起訴猶予) |
被疑者は、都内某所で合法ハーブの店を営んでいるもの。警察の家宅捜査が入ったが、今後は閉店し、二度と開業しないこと、そのほかの条件で合意して起訴猶予。 |
痴漢事件で告訴取り下げ(性犯罪 起訴猶予) |
被疑者は、朝の通勤電車のなかで女性の体を触ったとして、迷惑防止条例違反で逮捕。問題は同種前科があり、執行猶予中だったこと。起訴されたら100%実刑。
被害者が激怒しており、示談交渉は難航し、女性弁護士に交渉をまかせ、ぎりぎりで示談し、告訴を取り下げてもらいました。 |
高校生の痴漢事件(性犯罪 起訴猶予) |
被疑者は男子高校生、被害者は、いつも同じ朝の電車に乗る女子高生。前々から可愛いと思っていたため、満員電車の中で近づき痴漢行為に及んだ。
被害者の母親と面談しようとしたが、相手にされない。女性弁護士に担当をかえ、母親と接触してもらったところ、面談できることになった。
今後は、違う交通機関を利用すること、被害者の住所・氏名は絶対に教えないことを条件に、かなり少額の示談金で示談。告訴取り下げで無事終了。 |