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    刑事弁護活動Q&A


 Q1 逮捕されてから判決までの流れを教えて下さい。
 Q2 先日,交通事故を起こして,警察や検察から呼出を受けています。
取調べを受けるにあたって,どのような点に注意すればよいですか?
 Q3  黙秘権を行使して不利なことはありませんか?
 Q4  有罪の場合の量刑の目安を教えて下さい。
 Q5  息子が交通事故を起こし,現在勾留中です。保釈は認められるでしょうか?
 Q6  保釈金というのは,いくらくらいかかるのでしょうか?  
 Q7   無免許・酒気帯び等の道交法違反でも起訴されると聞きましたが,起訴されたら何年位の量刑になるのでしょうか?
 Q8   私の友人が自動車事故を起こし,傷害を負わせてしまいました。
今度起訴されるそうですが、どのような量刑になるでしょうか?
 Q9  刑務所に入っても満期前に釈放される制度があると聞きましたが,どういう制度でしょうか?







1.逮捕されたから判決までの流れを教えてください。

1.概略は下記の通りです。

 区分 捜査刑事弁護基本活動 公判刑事弁護活動
   [逮捕,送検]
警察により逮捕されると警察官による取り調べがあり,48時間以内に検察庁に事件が送られます。
検察官は,それから24時間以内に簡単な取り調べをした上で,勾留の必要がある場合は,裁判所に「勾留請求」します。
勾留の必要がない場合には,釈放されます。
[勾留]
勾留の請求がされると,裁判官が,被疑者に「勾留質問」をし,勾留するかどうかを決めます。
勾留が認められると,原則として勾留請求された日から10日間以内留置されます。
その間に捜査が終わらない場合は,更に10日間以内延長されることがあります。
この勾留期間内に,警察官や検察官の取り調べがあります。
裁判官が勾留を認めなければ,被疑者は釈放されますが,勾留を認めないことは殆どありません。
[起訴,不起訴]
勾留期間内に検察官は被疑者を裁判所に「起訴」するか「不起訴」とするかを決めます。
起訴されると,以後裁判所による審理がなされます。
起訴された後は,原則として被疑者自身がこの事件で警察や検察庁で取り調べを受けることはありません。
不起訴の場合は釈放されます。 
[保釈]
起訴された場合そのまま勾留が続きますが,「保釈」が認められると,判決までの間,自由になることができます。保釈は,被疑者が逃げたり拠を隠したりする恐れがないと裁判官が認めたときに,相当の保釈金を積んで,はじめて許されます。
なお起訴前には保釈はありません。 
[判決(公判)]
裁判所は,起訴された事実について審理の後,有罪か無罪かの判決をします。
有罪の場合は懲役,禁錮,罰金などの刑が宣告されますが,その場合でも,有利な特別な事情がある場合には,刑の執行を猶予されることがあります。
執行猶予の場合には,被疑者は釈放され,執行猶予期間中,他に犯罪となる行為をしなければ,その刑の執行を受けなくても済みます。 










2.先日、交通事故を起こして、警察や検察から呼出を受けています。取り調べを受ける
      にあたって、どのような点に注意すればよいですか?

2.次の3点に注意して下さい。

(1) 身に覚えのない自白をしてはいけません。

取り調べに対して答える場合,自分の身に覚えがないことは絶対に認めてはいけません。
裁判になってから本当のことを言っても,取り返しはつきません。
身に覚えのないことを調書に書かれたために,裁判で分かってもらえず,無実の罪で死刑の判決を受けた人や,無実の罪をはらすのに何十年もかかった人が沢山います。

(2) 黙秘権があります。

取り調べに対し,あなたは,ずっと黙ったままでいることもできます。
また,答えたい質問だけ答え,答えたくない質問には答えなくても良いのです。
これが黙秘権の保証です。

(3) 供述調書の内容に注意して下さい。

警察官や検察官は,あなたの事件(あなたが犯したと疑われている犯罪)のことを聞いてきます。そしてあなたが話したことは「供述調書」になるのです。
あなたの供述調書に書かれたことは,どんなことでも裁判で重要な証拠となります。
ですから取り調べに際しては,相手(警察官や検察官)が何を聞きたいのかをよく確かめた上,正しく答えるようにし,また,あなたが答えたことが供述調書にどのように書かれるかについても注意して下さい。
供述調書ができると,最後にこれを読み聞かされて書名・指印を求められます。
この時間違っている部分については訂正を求めることができますから,もし少しでも違っている部分がありましたら遠慮なく訂正を申し立てて下さい。また,供述調書の内容にどうしても納得ができないときは,署名・指印を拒否することもできます。










3.黙秘権を行使して不利なことはありませんか?

3.黙秘権を行使したことを理由として,有罪か無罪かの認定の根拠にすることは禁じら
      れています。
      しかし,有罪の認定がされると黙秘権を行使したことは,反省していない証拠だとして
      量刑上不利に考慮される場合があります。
      黙秘権を行使する場合が良いか否かはケースバイケースです。










4.有罪の場合の量刑の目安を教えてください。

4.これはおそらくどの弁護士も回答できないでしょう。
      前科があるのか,被害の程度,被害者側の事情,その他によって全く異なります。
      自動販売機みたいに,Aをしたら1年,Bをしたら2年と自動的に決まるわけではあり
      ません。

      また、東京地裁と大阪地裁では量刑が異なる(東京の方が重い)という噂もまことしや
      かに流れています。私自身は,この噂は確認できません。
      ただ、一応の目安として,次のように言えるでしょう。
(1)殺人 10年以上,死刑・無期懲役
(2)殺人未遂 5年以上,無期懲役
(3)傷害致死 5年以上
(4)傷害 数ヶ月から数年,または罰金
(5)恐喝 1年弱以上
(6)強姦 3年以上,無期懲役










5.息子が交通事故を起こし、現在拘留中です。保釈は認められるでしょうか?

5.日本の刑事裁判では,保釈は極めて例外的にしか認められないのが現実です。
      否認していたら,まず保釈は認められません。
      詐欺や贈収賄罪などでも認められません。覚せい剤も無理でしょう。
      道路交通法違反や交通事故で,否認していない場合にのみ認められ得るというのが
      私の経験からの感想です。

      勿論、これはケースバイケースで,絶対的なものではありません。
      否認していても保釈が認められるケースもあります。










6.保釈金というのは、いくらくらいかかるのでしょうか?

6.50万円〜数億円と大変幅広く,諸般の事情を考慮して決められます。
      平成10年の統計では,100万〜300万未満が83%,次いで300万〜500万未満
      が11%でした。
      100万〜500万未満が全体の94%を占めています。










7.無免許・酒気帯び等の道交法違反でも起訴されるとききましたが、起訴されたら何年
      位の量刑になるのでしょうか?

7.
道路交通法違反は,
(1)
と言うパターンが一般的です。
但し,極端に悪質な場合には,前科が無くてもいきなり実刑判決と言うケースもあります。
しかし,一般的には,何回か繰り返しているうちに反則金から罰金刑となり,罰金刑を受けても更に2〜3回繰り返すと起訴される,と言うケースが一番多いようです。

(2)
起訴されても1回目は執行猶予がつく場合が多いですが,2回目にはまず例外なく 実刑と思って下さい。
何回繰り返しても懲りない人が多いのが,酒酔い・酒気帯び・無免許です。

(3) 量刑の一応の目安は下記の通りです。

・酒気帯び / 速度違反 … 懲役3〜4ヶ月

・酒酔い … 懲役 5〜7ヶ月

・無免許 / 無免許・酒気帯び … 懲役 3〜6ヶ月

・各種併合 … 懲役 3〜10ヶ月
初犯はほぼ執行猶予付ですが,無免許がらみは初犯でも実刑となることがあります。










8.私の友人が自動車事故を起こし、傷害を負わせてしまいました。今度起訴されるそう
      ですが、どのような量刑になるでしょうか?

8.業務上過失傷害(過失致死)は,過失の程度によって,量刑が異なります。

      一概には断言できませんが,あえて一応の目安を言えば,傷害で8月〜1年6月,致死
      で1年〜1年8月と言うところでしょうか。

      但し,過失の程度が軽ければ起訴猶予・罰金刑で済むこともあり,反面過失の程度が
      重ければ,量刑もこれよりもずっと重くなります。










9.刑務所に入っても満期前に釈放される制度があるいとききましたが、どういう制度でし
      ょうか?

9.仮釈放(刑法28条)と言われる制度です。

      受刑態度が良好ならば,残りの刑期の40%〜10%を刑務施設外で過ごすことができ
      る制度です。





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