
離婚問題のご相談
当事務所の特徴
森法律事務所は、離婚事件の取扱件数が国内トップレベルの法律事務所です。受任事件の8割は家事事件であり、その高度の専門性をかわれ、多数の専門書を出版し、今後も多数出版する予定です。
特に弁護士の力量が問われる困難案件(有責配偶者からの離婚請求・モラハラ離婚・男性が親権を獲得できる場合等)についても、果敢に挑戦し、多くの実績とノウハウを集積しています。また、この経験に基づいて弁護士向けに下記DVDを発売し、多くの弁護士が、このDVDで研鑽しています。
慰謝料等については、弁護士向けに下記DVDを発売し、多くの弁護士が、このDVDで研鑽しています。
離婚について、より詳細で平易な情報を確認されたい方は、森法律事務所が出版した「一番よくわかる 離婚の準備・手続き・生活設計」をご購入ください。増刷を重ねているベストセラー書籍です。
離婚の決意から離婚後の生活までを時系列で説明した一般人向けの下記書籍も好評です。


森法律事務所から一言
子供を抱えて離婚を考えている方へ
家庭内別居で、別居を拒否する当事者から、しばしば「子供のために別居しない」という主張があります。
しかし、「両親が揃っている方が子供のためによい」というのは、両親の関係が良好な場合に言えることであって、両親が不仲の場合は、必ずしもあてはまりません。
同居している両親が不仲だと、子供は大人が考える以上のストレスのなかで育つようになります。これは、大人が考える以上に、子供の心を深く傷つけ、子供を精神的に追い詰めています。
特に子供が学童期前半だと、両親の不仲を理解する能力が格段に高まり、子供は激しいストレスにさらされ、深く傷つくことになります。
もっとも、子供は、それを隠し表面に出さないようにするから、たいていの親は、子供の苦しみに気づきません。 学童期後半になると、自分独自の生活空間をつくるようになり、ある程度、冷めた目で両親の不仲を見るようになりますが傷つくことは変わりありません。
こういう状況での子供は、両親がいつ喧嘩をはじめるのか、毎日、はらはらし、両親の顔色や雰囲気に対して異常に敏感になり、自分を押し殺して日々を過ごすようになります。
ただ、多くの子供は、それを自分の中に押し込め、表面には出さないようにしています。表面に出せば、それが原因で、また喧嘩が始まることを理解しているからです。
ときどき、「うちの子は、私たちの不仲をあまり気にせず、友達と楽しい日々を過ごしています」と話す親がいますが、これは、子供の表面だけをとらえての誤解であることが少なくありません。
子供のストレスがすすむと、子供が体調を崩したり、ひきこもったり、逆に周囲に対し攻撃的になったりします。こうなると、子供の心身は、もはや末期的な状態になっていると思ったほうがよいでしょう。
もちろん、家庭内別居でも、両親が、子供の前では仲の良い夫婦を演ずることができるなら、別居の必要はありません。
弊所では、「離婚の最大の被害者は子供である」との信念のもとに、できるだけ子供に負担のかからない弁護活動を行うようこころがけています。
「離婚と子供の心の問題」については、以下の書籍105頁以下に詳細に書いてあります。さらに子供に障害がある場合は、格別の配慮が必要となることから、設例を2つ設けて、詳細に説明しています。是非、ごらん下さい。