DV案件に関する実績
当事務所は、DVの専門弁護士が在籍しています。
DVに詳しいとしてテレビ出演をしたこともあります。
当事務所では、DVの加害者からも被害者からも、毎月、多くの相談を受け、かつ、常時、相当な数のDV案件を処理しています。
常時、これだけのDV案件を処理している事務所は、ほとんどないはずです。
当事務所では、DVでは、どういう主張が通り、どういう主張が認められないのか、また、保護命令を発動してもらうには、どのような要件が必要か、裁判所は保護命令をどうとらえているかについて、情報とノウハウを蓄積しています。
また、当事務所では、DVの加害者・被害者に対し、心のケアも積極的に行うようにし、機械的に事務処理をすることはしません。
DV保護命令の取り消しが認められたケース
【事案概要】
妻が、夫から暴力を受けたとして、DV保護命令を申立てたケースで、妻の代理人がDVを受けた傷の写真や診断書を提出。地裁はDVを認定し、保護命令を出した。
【結果】
保護命令が出された段階で依頼を受けた。
事情を聞くと妻はもともと精神的に不安定で、すぐにヒステリーを起こしていたこと、夫が付き添って病院に通わせたが途中で行くのを拒否するようになったこと、妻の怪我は、興奮して暴れた妻を、妻側の親族が取り押さえようとして馬乗りになったために生じた怪我であることが明らかになった。
そこで、医師の診療記録や従前の経緯などを証拠として提出した。妻側代理人も、別の医師の「精神病ではない」という診断書を提出して対抗したが、妻側の診断書は信用できないとして、保護命令は取り消された。