「正解がみつかりにくい 離婚給付の実務」発売開始!

新日本法規より出版した『正解がみつかりにくい 離婚給付の実務-非典型財産、当事者の関係性、家族法改正等-』が、今週から店頭に並び始めたようです。至誠堂書店の週間ベストセラー(毎週金曜日更新)には、第5位にランクインされていました。
https://www.sn-hoki.co.jp/shop/item/5100420
家族法で複数の回答があるような論点だけを取り上げた書籍のため、果たして、弁護士の先生方が読んでくださるのか、実務家に全く相手にされないのではないかと心配していましたが、どうやら杞憂に終わりそうです。
ただ、Amazonとか楽天では、今週発売したばかりなのに「在庫切れ」とか「販売できません」となっているんですよね。出版社の本屋保護という観点から、先ず販売は実店舗からなんでしょうか。他の出版社から出した書籍も、一月ほど遅れてAmazonで販売が始まりました。本屋は出版文化を支える大事な存在ですから、この「差」は合理性があります。
内容は、財産分与、婚姻費用・養育費、慰謝料の3部構成になっており、取り上げた論点は、財産分与と婚姻費用がそれぞれ20,慰謝料が15ですが、ページ数は、ほぼ同じです。
このうち、慰謝料については、他の書籍とはかなり様相が異なります。普通、慰謝料というと、大抵は不貞慰謝料を取り扱った本はほとんどで、それも相場だけを取り上げています。こういう場合は、どの程度の慰藉料は認められるのかという記述です。実務で問題になりながら慰謝料の問題としては、あまり取り上げられなかった問題、支援措置と損害賠償、親子交流拒否と損害賠償、子連れ別居と損害賠償の問題があり、本書では、これを正面から取り上げています。この分野、かなり価値観がぶつかり合うところのため、従来は、支援措置は憲法違反か、親の権利は憲法上の権利か、親子交流は絶対か、という価値観論争の側面から取り上げられていて、不法行為による損害賠償論というスタンスからは取り上げられてきませんでした。本書では、個人的意見はできるだけ控え、あくまでも実務家としてのスタンスで書いています。
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